弟が先月の10/31に右腕を骨折しまして、最初の一週間は順調だったんですが、期末テスト期間中にどうやらムリして右手を使って勉強していたらしく、全然直ってないとお医者さんに怒られたのが先週のこと。
今日は母が仕事なので、朝から弟を病院に連れていって欲しいと頼まれて、いいよーと安請け合い。
まだギブスはとらなそうだし、先週レントゲン取ったし問診だけかなーと思って。
すぐ終わるだろうと思って朝から弟と二人でお出かけ。
バスにゆられながら、帰ったら絵を描く計画を頭の中でねりねり…。
でもまあ、予想通りにいかないのが人生というものさ。
今日は母が仕事なので、朝から弟を病院に連れていって欲しいと頼まれて、いいよーと安請け合い。
まだギブスはとらなそうだし、先週レントゲン取ったし問診だけかなーと思って。
すぐ終わるだろうと思って朝から弟と二人でお出かけ。
バスにゆられながら、帰ったら絵を描く計画を頭の中でねりねり…。
でもまあ、予想通りにいかないのが人生というものさ。
行ったらさっそくレントゲンを撮ってくるように言われる。
「撮らないっていったのに…ママンめ…!」とぶつぶつ言いながら弟と地下のレントゲン室へ。
レントゲンはすごく混んでいて、おとなしくソファで待つ。
隣に座った、うちらの一つ前の順番のおばちゃんはずーっと小言をつぶやき、「まだかしら」を連発している。
弟の撮影が終わり、写真が出来上がるのを待つ。
なかなか次の人も呼ばれなくなるし、レントゲン技師室になにやら人が集まっている。
隣では例のおばちゃんのいらいらもピークに達している。
すると技師室から看護婦さんが出てくる。
「ちょっとまだなのかしら?」
詰め寄るおばちゃん。「うわー…」という空気の待合室。
看護婦さんは淡々と、「ちょっと込み合っているので、もう少しお待ちくださいねー」とあっさり流して、そして私たちの方を見て、手招きする。
「○○さん(YOUKIの苗字)、ちょっと…」
え・・・・・?
な、なに?なんかウチの弟の右腕に病気とか?
腕の病気ってなんだよ。
技師室に入ってレントゲン写真を見せられる。
弟の手首の辺りにはっきりとした異物の影……。
こ、これは……!!!
これはなんだ?弟よ。
何ギブスの間に入れてんねん!!!
なんだか長細い筒状のものが写っている。
長さは3センチくらい。
「な、なんだろこれ…??」
と、とぼける弟。
しかし、長年付き合ってる姉の直感をごまかせると思うな!
お前、思い当たることあるだろ!!
しかし、それはあとで怒るにしても、なんだか恥ずかしく、赤面する姉弟。
二人で「すいません、すいません」を連発。
「たぶん、なにかはいっちゃったのかしらねー」と苦笑の看護婦さんと技師さんたち。
ううううう…恥ずかしい…!!
「じゃあ先生に言っておくので、これ持ってまた診察室に戻ってくださいね」
と出来上がった写真を渡される。
え…あのおばちゃんより先に…??
技師室を出ると案の定仁王立ちのおばちゃん。
そして私の手にあるレントゲン写真をみて、怒り爆発。看護婦さんにおばちゃんが食ってかかる。
逃げ出す姉弟。
にげろー!!
先生はこの病院の院長先生で、私もすごくお世話になっている整形外科のおじいちゃん先生なんですが、レントゲン写真をもっていくと、恥ずかしがる姉弟を尻目に、たんたんと診断を続ける。
看護婦さんもスルー…。
より気まずい…(笑)
「よし!ギブスとるか!」
と、おじいちゃん先生。
ええええええー?!
取らないって言ったじゃない…ママン!
初めてギブスを取るところを見る。
おおおーこわー!!
何あのレーザービームみたいなのー!!
ギブスが光線銃みたいなので切られた後、中のガーゼやシップみたいなものを大きなはさみでじょきじょき切るおばちゃん看護婦さん。
「間違って切っちゃったらごめんねー」
いやいやいやいや!
「先生いるからすぐ縫ってもらえばいいからー」
おいおいおいおい!
どんなブラックユーモアだ。
その後これからの注意を事細かに説明され、薬をもらい…姉上は疲れたぞ、弟よ。
ちなみに、ギブスの中に混入していたのは、シャーペンの頭の部分でした。
痒くて突っ込んだら取れなくなったと、家で白状させました。
「このことは内密に……」
と弟。
母に報告のメールを打つ間も監視される。
そんなに秘密にしなくても…まあ、恥ずかしかったけどね。
ああー貴重な時間がつぶれたわー!
と言ったら
「絵を描くだけでしょ」
と弟。
もうあのことを話してやる!!
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