清澄白河は、下町情緒あふれるいい感じの街です。
なぜかかかしコンテストがやっている。
「かかコン」だね、略して。
歩いて10分くらいのところにあるのですが、まあ案内はここかしこにあるので迷いやしないわ。
だって、何よこの人、人、人…みんなあそこに行くのね…。
でもまさか、まさかそんな事態とは思ってもおりませんでした。
まさかの150分待ち。
絶句。
アメブラと絵本に興奮したのと、そもそも上野に行った時間を差し引いても、
びっくりの待ちっぷり!
しかし、「やめましょうか?」と言われても後には引けないのよ!!
てなわけで、並びましたよ。根性入れて。
できたばっかりのビッグサンダーマウンテンばりでしたよ。
50年に一度の国宝展すら、入るまでにこんなに待ってねーっつーの!!
そして美術館に歩くときからなんとなく嫌な予感がしていたものの、
だんだん足が重くなる…
くそ!Mrマリックめ!(?)
それでも待っている間は、tonさんとお絵描きしりとりしてましたので、
楽しかったですよ。
自分の絵のひどさとチャレンジっぷりにどぎまぎしたものの、
「つる」の後に「ルマンド」描いたtonさんにびっくりだったよ。
久しぶりに「ジャワティーストレート」を飲みました。
うまかったよ。
小さいころはなんてまずい飲み物だと思ったのになー!!
入館するころには右足が半分つりはじめ(笑)、でもまあやっと入れるうきうきわくわく!!
こういう感想をまとめるのはあんまり得意ではないのですよね…
(なんだか最初から放棄しようとしている!!?)
とりあえず素敵でした。
そしてすごい数だった。
この人何枚描くんだろうという感じ。
展示物は、全部で4種類あって、
「背景画」「背景画+セル画」「美術ボード」「設定画」
という感じ。
背景画はまさしく、映画やアニメに使われた背景なのですが、
たまげたのは「美術ボード」
設定画は鉛筆で描いたスケッチみたいなものなのですが、
「美術ボード」はかなりしっかりと色も塗られ、細部まで描きこまれたもの。
映画を作る際に、みんなで場面のイメージを共通のものにするときに見せて使うものらしいのですが、
「これ、そのまま使えばいいじゃん」
というぐらいの仕上がり。
ホントに「背景画」と「美術ボード」の区別が、下の説明を見ないとつかない。
「ちっ(?)これも美術ボードだぜ!」
と、舌打ちする始末。
いやーすごいなぁー!!
男鹿和雄画集Ⅱを最後に買ったのですが、その中に作業工程が載ってまして、
表紙の絵のものだったのですが、大体B4サイズ描くのに、11時間。
ということはもっと入り組んだものだったらきっと2日とか3日がかりで描くんだろう。
設定画描いて、美術ボード描いて、OKがでて、背景画を描く。
なんて途方もない作業時間だろう!!
ジブリ映画の奥の深さ、気の遠くなるような作品への追求心。
すばらしいなーと、ため息しか出ないのでした。
偶然にも、その前の夜に、母親とアニメ業界の話をしました。
私の母親は、若かりし頃、アニメの仕事をしていまして、
今はかなりデジタルの技術を使っていますが、昔はホントに一枚一枚描いて塗ってたんだもんなー!
うーん!すごい!!
しかしまあ、もう「耳をすませば」通りすぎた頃から、あまりの作品数に、頭が飽和状態。
完全キャパオーバー!
いやはやー多いんだよー!!
そして時間がないんだよー!!
だって上野に行ったから^^
そんなわけで魅力あふれる後半のコンテンツを小走りで通り過ぎることとなった、私たち。
うわーーーん!!
でもあれ以上見てもきっとホントにいっぱいいっぱいになった。
この模写絵も描けないほどに。
だから、まあよしとしましょう。
まだ会期は残っているので、よかったらみなさんも行ってみて下さい。
9/30までのところを10/1も開館するそうです。
それから、普通は月曜日がお休みのところ、祝日なので、火曜日休みになってますが、
なんと火曜日も開けるそうで、しかも今度の土日祝は20:00まで開いているそうです。
頑張るなー!
私もできれば、もう1回行きたいなー。
後半を見たい!!
そんなわけで、ではそろそろ。
湿布湿布…(うろうろ)