塗り絵コンテスト

こんにちは。

オリンピックばかり見てしまいます。どうしましょう(知るかいな)
泉負けちゃった～＞＜
って、タイトルの話をしようｗ

お絵かきart.netさんで去年もやった線画・塗り絵コンテストが実施されています。
去年いい盛り上がりを見せたせいか、今年は出場作品がすごい多くて、塗り絵の対象に選ばれた１０枚の線画がどれもこれも大作で、いや～すごかったです！
そんでもって塗り絵の投稿数も去年よりすごい多いんですけど、ちょっと本当に面白いのでぜひぜひ見に行ってください！
一枚の線画が塗り絵によってアレンジされているのをそうそうたるメンバーで一気に見れるという！
すっごい勉強になります。
隅々まで鑑賞していたいところですが、残念ながら我が家のPCはもちませんのでｗ、今はノートPCから更新しています。ノートはノートで久しぶりに見たらマイピクチャにすごい懐かしい作品やエチャのスクショが大量に出てきたよ～！びっくらこいた！
…ってまた話がそれた＾＾；

ちょっと制作裏話をこちらで簡単に紹介。
７月の一か月が投稿期間だったんですが、YOUKIは６枚塗らせてもらいました。
本当は１０枚全部塗りたかったんですけど、一枚一枚が大作すぎて無理でした…おほほ。
会社のPCで全部塗るという荒業ですしｗ


裏話は続きから。
塗り絵自体の転載許可をまだいただいてないので、お話だけｗ
作品はArt.netさんでご覧ください。⇒

塗り終わった順の紹介です。

■「王座」　⇒動画を見る
　線画主；瀬川様

この線画をどう塗るか、というときに真っ先に考えたのが王様の椅子を描こうということでした。
YOUKIはどうやら椅子が好きなようです。
椅子が好きって何だ？ｗ
ひじ掛けのある重厚な感じの椅子を描きたかったんですけど、構図的にうまく合わなくて、結局描かなかったんですが、何回も何回も肘掛部分を描いては消し、描いては消し、という思い出が一番強烈です。
毛と模様がいっぱい描けたので、楽しかったです。結構あっさり短時間で終わってます。
その割に仕上がりは満足です。他の塗り絵はもうちょっとこうすればよかったというポイントがあるんですけど、この塗り絵はないなぁ。肘掛なくても満足してますｗ
シャム猫＝高級という浅はかな思い込みから塗ってるんですけど、青い眼を塗るのが楽しかったです。あんなに青いのか！と資料写真を見て驚愕しましたよ～！ネコなのに！(どういう意味だｗ)
でもマントの赤と椅子の赤がかぶりすぎたかな～…。まあ、それもよし！(いいのかいな！)


■「Bird Gage」　⇒動画を見る
　線画主；Nyuto様

何気に何度も挑戦しながら塗り終わったことのなかったNyutoさんの線画をやっとぬれました～！！
アップの殿方１名と全身の女子２名がバランスよく配置された塗り絵で、「うわー…人物だけでカウントえらいくいそう！」と思ったら案の定でした。
ここまでアップの男の人って塗ったことなかったのですごい新鮮でしたよ。そもそも男を塗り絵で塗ることがほとんど最近なかったもんなぁ。しかしまぁNyutoさんのキャラクターはほんとにかっこいいしかわいいし美しいし、塗っていてすごい楽しかったです。女の子たちはクオ１で全身だったので顔の造作とかすごい小さくてほぼドット作業だったんですが、人物の仕上がりはとっても満足です。ただ、背景がねぇ…やりすぎました。ほどよいところで止めればよかった。バランスって難しいです。
でも全体の色合いは今まで描いたイラストの中でも１，２を争うほど好きです。自然の色彩美を目指して明るくてカラフルだけど派手ではない美しい色合いを目指していたので。
タイトルは「鳥かご」という意味ですが(言われなくてもわかるってねｗ)、暗い意味で閉じ込められてるんではなく、心が囚われる恋心的なという……言ってて恥ずかしくなってきた！(笑)


■「It's a Show Tme !」　⇒動画を見る
　線画主；花松しまこ様

線画コンテストのときからとりあえず塗りだ！という候補に入っていたこの線画。他の線画はどんなふうに塗ろうかなかなかアイディアがまとまらなかったんですが、この線画はたぶん塗り始めたらすんなりいくだろうな～と思ったので、後回しにしてました。
が、ふと塗り始めたら、途中で止めるつもりが予想通り最後まで一気に塗り進めてました。
しまこさんパワー恐るべし！
キャラクターをすごくカラフルに、背景を白黒でゴシックな感じにしたくて鉛筆ツールで背景描きました。いい硬さが出てくれたかなぁ。
去年のコンテストで塗らせていただいたのもしまこさんの線画でしたが、ちょっと似たような雰囲気になっちゃったかも＾＾；
人物はエアブラシ使ってフィルタも使いまくってますが、ちょっと色味が気に入らないかも…＞＜難しいなぁもう！
でも背景の色味(色味もなにもないけどｗ)は好きです。ちなみに右上の丸はペンギン団長のシルクハットでそこからいろいろ飛び出してくるというイメージですが、説明しないとわからないなんてダメですね…orz


■「ハロウィンのご挨拶」　⇒動画を見る
　線画主；ALICE様

まずは見てほしいんですけど、すごい線画なんですよ！今回選ばれていた中でも、一番線画としての完成度が高いと思います。線画として完結している感じというか。
もともと加筆して塗り絵するのが好きなYOUKIなので、線画があんまりまとまっていると正直塗る気を起こすのも大変なんですけど(苦笑)、キャラクタ―がすごく魅力的で塗りたいな～！！と思っていろいろ考えて塗らせていただきました。
テーマカラーを作って単色系で塗ろうか、逆光っぽくして厚塗りにしようかとかいろいろ試し塗りしました。で、どれもうまくいかない。たぶんこの線画を塗らせてもらってたときが一番精神的に落ちましたｗ色も塗り方も思うようにいかなくて結局自分の好きなふつーの色で塗ったんですけど、なにかどこかに挑戦というか修行の要素を残したかったので大の苦手なオール鉛筆塗りにしてみました。テクスチャとか色の段変えをかなり細かくやったので、結局ぱっと見鉛筆塗りに見えない気がします(笑)
線画を右１pixずらしたレイヤーを２枚作って一枚を乗算に、一枚を反転にして透明度をいじってるんですが、線画をでこぼこに見せるようにしています。キャラクターだけにその処理をしているので背景からキャラクターが浮き出て見えていただけると嬉しいです。ハロウィンって描くの好きなので、結局いろいろ加筆させてもらって楽しかったです。しかし、動画を見てもどうやって塗っていたのか今となるとよくわかりませんｗ


■「だからピンク」　⇒動画を見る
　線画主；露那様

唯一のクオ２線画です。他にもクオ２線画２枚あってそれも塗りたかったんですが、間に合わなそうなので、なおこの線画に力を入れさせてもらいました。
絵柄的にも自分のいつもの塗りに一番合うだろう線画だったので、いつもどおり気楽に何も考えずに塗らせていただこうと塗り始めてみました。
右の子が「紅薔薇」、左の子が「白薔薇」のイメージで塗っています。巻き毛塗るの楽しかった！意外にも。
髪塗り大嫌いなYOUKIさんにしては珍しく二人とも髪塗りが楽しかったし気に入ってます。でも同色系でまとめるって難しいんですね～！色が被るのを防止したいけどそんなに色数使えないし、質感の違いを出すのもうまくいかないしで、結局気楽でもなんでもなくなりました(笑)
でもレースやフリルを描くのは最高に楽しかったです。クオ２だからバランスが難しかったけど。細かく描いても見えないんですよね＾＾；
ちょうちょの羽はどう表現したらいいかまとめきらずに消してしまいました。ここら辺が気楽だなと思います…。
本当は紅薔薇ちゃんと白薔薇ちゃんが混ざり合ってピンク色のバラをどっかーんと背景に描くつもりだったんですが、フリル＆レースの描き込み具合が結構ゴスロリっぽい雰囲気になってきたので、黒を使おうと思って、黒とピンクのバラという背景になりました。レースペーパーもクオ２だからこまけーなー！と終ってびっくりです。


■「星降り町」　⇒動画を見る
　線画主；mashu様

mashuさんがすごいデータが重いと言っていたので、じゃあ重くならない塗りをしようと思って、今までの５枚でやっていなかったアニメ塗りにしてみました。
ただのアニメ塗りじゃ見栄えがしないかなーと思ったので、長編アニメーションの映画ポスター風ということで、背景は水彩タッチで合成～となってます。
さて、どんなお話にしようかなーと思ってまずそこから考えて塗ってます。
昼とか朝とかで塗られる方が多そうだなと思ったのもあって、あえて「夜」で塗ってみようと思い立ち、星が降る不思議な町の３日間というお話のファンタジー映画にしてみました。
いつもYOUKIは色を地色も影色もカラーピッカーから適当に選ぶんですけど、アニメをテレビで見たり、ジブリのDVD見たりして夜の肌色は何色なのかとかそういうのよく見て真似っこ色選択してみました。影色もRGBからHSBに変えて選んでます。HSB楽だな～！影色決めやすかったです。
背景というか建物をまともにぬったことがないということに今更気づき、すごい大変でした。しかも夜、しかも降った星が積もってライトアップされているかのような雰囲気にしたくて、そんな家って何色？？みたいな。
うーん…背景奥が深い！
タイトルロゴ考えるのはすごい楽しかったです＾＾会社のパソコって実はすごい容量が余裕なので、今回の６枚の塗り絵は全然楽ちんに塗れちゃうんですよ。無理にアニメ塗りにすることなかったんですけど、でもいい勉強になった一枚でした。



線画主の皆様、ここでなんですが、本当に素敵な時間をありがとうございました。
塗り絵の醍醐味は、自分では描けないものを塗りだけでも参加できることだと思っているんですが、今回の挑戦はまさにその個性のぶつかりあいな感じで塗り応えがあって本当に楽しかったし、勉強になりました。
自分の課題もたくさんみつかってちゃんと向き合いたいな～と思います。


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